ニーズへのピンポイント戦略で成長を続けるLond【インタビュー第1弾】

多数の美容室が乱立する銀座エリアで2013年に設立して以降、圧倒的な集客力と徹底した社員教育で2018年の今年5月には10店舗目をオープンするLond様。
今回は代表取締役の一人でもある甲斐様へLond様成長の秘訣とハイパーソフトのPOSレジシステム「Salon de Net」を選んでいた理由をインタビューさせて頂きます。

独立前の美容師必見、独立成功のためには絶対に外せない2つのポイント

「独立を検討しており、順調に準備が進んでいる。」という方に質問です。

・そもそも美容院やサービスを通して「何を実現するため」に独立しますか?
・「ターゲット」は明確に決まっていますか?

少し、考えてみてください。これらは独立時に絶対外せない重要な質問です。
では、この2つの質問に即答出来ない場合はどうすれば良いか。

この記事では独立時に考えるべき
・目的
・ターゲットについて
・銀座という立地にしては安価なカット料金
・それなのに高い利益率と離職率0
・さらに新規店舗を次々とオープンし続ける

という成果を出し続けるLond様に、詳しくお話を伺います。

なお、上記の質問に即答できた場合も他店舗の事例として、ぜひご一読ください。

【目次】
1:【目的】美容院を通して「何を実現したいか」考える
2:【顧客】ターゲットを決める

1:まずは美容院を通して「何を実現したいか」を明確にする

ーー美容院を開業するにあたって、一番大事なこととは何ですか?

美容院開業を考えるときに一番大事なのは「開業を通して何を実現したいか」です。
独立を考える方は、しばしば
・予算
・立地
・戦略
などについて、まず検討をすることが多いです。
ただ、一番圧倒的に大事なのは間違いなく「何を実現したいか」ということ。
弊社では理念やビジョンとして、その目的を明確にしています。

ーーなぜ、目的を明確にすることが一番なのですか?

そこには大きく2つの理由があります。
1つ目は経営にブレが出ないことで、
2つめはスタッフの離職率が下がることです。

どういうことかというと、まず目的が明確になることで、経営にブレが出ません。価格やサービスの方針がコロコロ変わってはお客さんは不信感を持ってしまいますよね。
また遠いゴール(目標)があることによって、業界の固定概念にとらわれることもなく、目の前の壁だけにとらわれることもなく、もっともっと広い視野を持って物事を俯瞰して考えることができるので、アイディアや発想の広がりが出てきてワクワクする経営ができています。
さらに条件でなく、そのビジョンに共感したスタッフを採用していきます。すると単純な条件比較によって、他の美容院への転職を減らすことが可能です。弊社ではその結果として、「離職率0」を達成し続けることができています。

2:明確なターゲットを決める

ーー「目的」が一番ということですね。では、目的を決めた後、決めるべきことは何でしょうか?

次に圧倒的に絶対決めなくてはいけないのは「ターゲット」です。
「このサービスを誰に届けるか」が明確でないと、結局誰にも選んでもらえません。 特に都内においてはこれだけ美容院が多い現状です。 すると、他の店舗を少し調べれば「これは私のためだ」と思える美容院が見つかる可能性は高いです。 そのようにターゲットが明確な店舗がいくつもある場合、ふわっとしたアピールでは誰にも選んでもらえなくなるというわけです。

ーーちなみにLondとしては誰をターゲットとしているのでしょうか?

弊社としては「プライベートにしっかりお金を使いつつも、常に可愛いでいたい28歳ワガママOL」をメインターゲットとしています。
「日々の女子会」「ネイルやマツエク」 「メイクやファッション」「最近ではヨガ、ストレッチなどのフィットネス」などなどお金を使う場所が非常に多く存在しています。 そのため、料金が比較的高い美容院で働いていた時には 「本当はもっと早く美容院に来たかった」 「美容院に2万円払えるのは給料日の後」 と、お客様がこぼしているという声を聞いていました。

「給料日後にしか行けない」ということは、「本当に行きたい時には行けていない」とも言い換えられますよね。 Londでは、「いつでも可愛いキレイな私でありたい」そんなわがままな女性の希望を叶え続けていきたいと考えました。 そのために、銀座という立地でもカットカラー8000円で提供しています(※2018年現在)。 8000円であれば、急なイベントの時などにも安心して可愛い自分にお金が使いやすいですよね。
もちろん安くご提供する分、売り上げを保つためにお客様に多く来ていただけるよう経営努力をしています。

なお、サブターゲットは近くにお住まいの小さなお子様をお持ちのママです。そのため、開店時間を午前10時としています。 これは子供を9時に幼稚園や保育園に預け、帰りに迎えに行くまでに美容院にこれるように生活の一部にできる限り負担なく、取り入れていただけるようにという考えからきています。

このように、ターゲットをしっかりと定めることで、価格やそれに伴うサービス、営業時間などをきちんと定めることが可能です。 ターゲットを定めるということは、全てはお客様自身がどの角度から見ても利用しやすく、「私の為のサロン」と感じていただく事が重要だということです。

まとめ

ここまでをまとめると、美容院で独立開業するときには
・美容院を通して「何を実現したいかの目的」考える
・「ターゲット」を決める

ということがまず重要ということでした。
目的を考えることで経営にブレがなくなり、お客様に安定したサービスを提供できます。
また、目的にしっかりと共感したスタッフを採用することで、就職・転職時に単純な条件比較されるということも防げます。

次にターゲットをしっかり定めることで、
・施術料金
・提供するサービス
・営業時間

などについて、曖昧ではなく根拠を持って決定していくことができますし、お客様に選んでもらえる美容院を目指すことができます。

→→→第二弾のインタビューに続く(4月26日公開予定)


株式会社Lond
代表取締役 甲斐 紀行様

https://www.lond.jp/

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